【商業記事紹介】首都圏の地下鉄だけにあった幻の装置「トンネル冷房」とは

[1957-1973]地下鉄はまだか

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首都圏の地下鉄だけにあった幻の装置「トンネル冷房」とは

バブル期までの地下鉄は夏場、とてつもなく暑くて不快な乗り物だった。本来、地下は「夏でも涼しい」はずが、さまざまな要因が重なって暑くなってしまったのだ。再び「...

バブル期までの地下鉄は夏場、とてつもなく暑くて不快な乗り物だった。本来、地下は「夏でも涼しい」はずが、さまざまな要因が重なって暑くなってしまったのだ。再び「涼しい地下鉄」を取り戻そうと、営団地下鉄が導入したのは「トンネル冷房」。ほんの27年間ほど稼働しただけで姿を消した、幻の装置だ。

  • 開業当初は「涼しさ」がウリだった! 地下鉄構内はなぜ暑くなったのか
  • 70年代~90年代まで使われていた営団地下鉄の「トンネル冷房」とは
  • 関西・中京圏は最初から冷房車両 首都圏のトンネル冷房も姿を消した

※タイトルに「首都圏の地下鉄だけにあった」とありますが、大阪にも一部設置されていたという情報があり確認中です

追記(20日15:20)

事情を知る方にご紹介いただき、大阪メトロの担当部署に確認することができました。

大阪市営地下鉄でも、1976(昭和51)年から1996(平成8)年まで、御堂筋線本町駅の両端の区間にのみトンネル冷房が設置されていたとのことです。トンネル内にコイルを並べる営団と同じようなものだったそうですが、結局、これ以外の区間には展開されず、ひっそりと消えていったとか。担当の方も資料を調べながら答えてくださいました(お忙しいところ御手数おかけしてすみません)。

ヤフー記事のコメントでも色々指摘がありましたが、トンネル冷房と駅冷房、車両冷房はそれぞれ関連していて、かつ微妙に役割が異なる部分もあるので、限られた字数で一般向けに全体像を解説するのはなかなか難しく…というのはただの私の技量不足の言い訳なのですが。

あと「ほんの27年」は短くないだろ!というツッコミ多数でしたが、インフラの中では短いですよねと相談した結果なのですが、読者が引っかかる表現というのはいずれにしても悪手ですね。

ともかく非常に勉強になりました。ありがとうございます。