同人誌「虚実の境界壁 新橋駅幻のホーム誕生史」紹介ページ

[1927-1936]

虚実の境界壁
新橋駅幻のホーム誕生史

コミックマーケット94(2018年夏コミ)新刊

B5版 本文モノクロ74ページ(46,000字)

書泉グランデ(神保町)、書泉ブックタワー(秋葉原)と書泉オンラインで委託販売中

委託販売価格 1000円

内容紹介

新橋駅幻のホーム――
それは1939年1月の開業からわずか8か月間しか使われなかった、新橋駅通路の裏でひっそりと眠る戦前の遺構である。

銀座線はもともと一本の路線ではなかった。東京地下鉄道が開業した浅草・新橋間と、東京高速鉄道が開業した新橋・渋谷間が、新橋駅でつながって誕生した路線である。

このふたつの民間会社は、東京の地下鉄の主導権をめぐり激しい対立を繰り広げた。両社が顔を突き付けあった新橋を巡る争いは、最終的に経営権の争奪戦にまで発展している。幻のホームはこの過程で誕生した。

ある人は「東京地下鉄道が乗り入れを拒んだためやむなく作られた仮ホーム」だという。別の人は「壁を挟んでふたつの新橋駅が対峙し、買収によって壁が取り払われた」という。あるいは「利用者に不便を与えただけの負の遺産」という人もいる。これは本当なのだろうか。

幻のホームはどういう経緯で、何のために作られたものだったのか。両社の協議内容を記した資料から、その真実の姿を明らかにするとともに、どうして幻のホーム神話が生まれることになったかを解き明かしていく。

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この本は、当ブログの特集記事「新橋駅幻のホームの謎を追え!」をベースに、事実関係と論点を再整理してほぼ全文を描きなおし、資料や図表も追加した「決定版」です。

記事を読んでくださった方も、まだ読んでない方も楽しめる保存版の一冊です!