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鉄道

オリンピック後に「地下鉄新線」作るって、そもそも何でそんな話になったんだっけ?(前編)

4月3日付読売新聞夕刊が報じた「東京都がオリンピック後に地下鉄新線建設」という「スクープ」について、4月5日の知事会見で記者から質問が出て、小池都知事が見解を示しています。 【記者】NHKの成澤です。新しい地下鉄の整備に…

[1957-1973]地下鉄はまだか

フォークソング「地下鉄にのって」と丸ノ内線の半世紀―あるいは、ぼくときみの間にて

丸ノ内線の新型車両「2000系」がいよいよデビューしました。早くも3編成が営業運転に投入されているようなので、ツイッターでも目撃・乗車の報告が相次いでいます。2023年3月までに全53編成を置き換える計画で、これから1カ…

[1995-2011]テロと災害の時代

いつかの海芝浦物語―あるいは、繁藤災害に立ち会った元自衛官の半生

鶴見線のことを考えていたら、ふと9年前の出来事を思い出した。 2009年10月のある日、僕は突然「国道駅」が見たくなって、初めて鶴見線に乗りに行ったのだ。国道駅はうわさに聞いていた通りのすごい場所だった。 まず名前がすご…

[1927-1936]都市交通の立体化

駅員さんはコックさん―地下鉄にみる「食当」の歴史のはなし

24時間365日動き続ける鉄道の現場と切っても切り離せないのが食事です。伝統的に職場内で自炊してきた鉄道現業は、文字通りの「同じ釜の飯を食った仲」として働いています。食事を作る係は「食当(食事当番)」と呼ばれ、多くも人は…

[1914-1926]都市交通のめばえ

労使問題によって追い詰められた運転士がオーバーランを繰り返した後に速度超過で急カーブに突っ込み脱線転覆して100人くらい死んだ事故のはなし

タイトルを読んで100人中99人は福知山線脱線事故を想起したことと思う。2005年4月25日朝9時18分頃、JR福知山線の塚口・尼崎間を走行中の宝塚発同志社前行快速列車が速度超過により脱線転覆し、沿線のマンションに激突、…

[1927-1936]都市交通の立体化

丸ノ内線は池袋と新宿を繋げて「丸」くすればよかったのにと思ったあなたに伝えたいこと

悪い東京人に「池袋から新宿なら丸ノ内線で1本で行けるよ!」なんて騙されかけた人はいませんか。池袋と東京を一直線に結んだかと思えば、ぐるっとカーブして新宿・荻窪方向に向かっていく丸ノ内線って不思議な形をしていますよね。 中…

地域(江戸・東京・首都圏)

東京の満員電車は生きている間に解決しなさそうな件

新年度を迎えました。新しく社会人になった方、会社や勤務地が変わった方、そして先週までと何一つ変わらない多くの方々が金属の箱に押し込められて運ばれていきます。 新年度特有の「混雑による遅延」が収まる頃には、今は不安をのぞか…